ネパール
2015/4/28
ネパールで大地震が起きてしまいました
去年の地震が起きた4月25日と同じ日、わたしは一人でカトマンズにいました
初めての飛行機から見えたカトマンズの街は
車のクラクションが鳴り響き、本当にエネルギッシュなところ
牛は自由に歩き、路に転がったスイカを食べ、犬は昼寝をしています
カトマンズの街をタクシーで走る間、次々に並ぶ家々はレンガで積み重なれたものばかり
土埃が舞い、行く人はみなマスクをするほど
路を歩けば、呼び込みの人、ちょっと怪しいけど、サラリと返せばしつこくありません
笑顔で通る人を眺めています
色鮮やかな茶色のホコリっぽい生き生きとしたカトマンズ、わたしは一瞬で大好きになりました
今日、28日はナムチェバザールというエベレスト街道の中にある大きな村にいました
車では行けない場所に入ると、たくさんの村の家々は削った石を積んだものでした
私は、このメルヘンチックな雰囲気がとても気に入り、地震の多い日本では決して出来ない建築だなぁと
羨ましく思ったのでした
そんな静かな村々では、石を叩く音が響いています
キーン、カーンと、なんとも心地がよいのです
犬たちは私の横を歩いて道案内をしてくれます、ご飯をせがむこともありません
「ここでいいよ、ありがとうね」と言えば、座って見送ってくれました
すれ違う人たちとはみなさんと手を合わせて「ナマスカール」や「ハロー」といって挨拶をしました
言葉は通じないけど、心を込めて挨拶してくれるのがわかります、本当に気持ちの良い道でした
あれから、一年、一日もネパールを忘れたことはありませんでした
また行きたいと思っている最中でした
地震の前日までメールしていたのに地震の後連絡が取れないカトマンズに暮らす友人、ほかの友人たち、店番をしていた照れ屋の少年、タメルで「コマネチ~」って言って笑わせてくれるおじさん、両替所のすぐに口説いてくるおにいさん、洋服屋さんの高値を言う女の子、小さな村で道を間違えた私に”そっちじゃない、こっち!”と大きなジェスチャーで教えてくれた農作業していたおじさん、「You are Japanese?」と話しかけてきてくれた女の子、ナムチェのロッジのみんな、ディンボチェの小屋の人たち、、数えきれないほどの人たちの顔が浮かんできては、無事なのかなという事ばかり考えてしまいます、出合った、犬や牛や猫たちの顔が浮かんできます
カトマンズだけでもあれだけ大きな被害があり
今もまだ全体の被害がわからないとのこと
日本と違い、歩きでないと行けない場所に暮らしている人がたくさんいるネパールで
ヘリは足りているのでしょうか。。
日本の援助隊も空港が混乱していっぱいになっていて、なかなか降りれないとのこと。。
心配でなりません
ネパールで地震にあった人たちの動物たちの
ほんとうに少しでも多くの命が救われますように
今の現状の中、すべてが良い方向にいきますように
願います
Pray for Nepal
出来る事をしようと思います